サーチコンソール 登録できない 所有権が確認できない・TXTかCNAMEで解決
おはようございます。ホームページコンサルティングのアズーロ@野口です。
今日、代理店のお客様から、大事なサイトの順位が下降傾向でサーチコンソール(Search Console)を見たらサイトマップがインデックスされてないどころか、所有権が確認できていないとのご相談。
ご自分で所有権が再取得のための努力はされたようですが、どうしても所有権が再取得できないのでお問い合わせをいただきました。
ホームページを立ち上げたらサーチコンソール(少し前は ウェブマスターツールと呼ばれていました)の設定はセットのようなもの、いや必須の作業なくらい重要なツールですので順位下降でサーチコンソールを確認したクライアント担当者をほめて差し上げたいくらいです。
サーバーが変わったり、不要ファイルを整理したり、ソースを少しいじったりでふとサーチコンソールからたまーにある所有権確認が出来なくなるケースもあります。
通常はページ内におまじないを書いたり(ペーストしたり)、おまじないファイルをアップしたりで所有権は簡単に取得できます。
今回はなぜか通常の方法での所有権確認ができないケースでした。
■対処方法(今回の場合)
1)推奨: ドメイン名プロバイダ でTXTレコードを追加
・今回はおすすめの方法に最初から「ドメイン名プロバイダ」での確認が推奨されていました。
・もしくは「別の方法」>「ドメイン名プロバイダ」から上記画面に行きます。
・次に「ドメインレジストラまたはプロバイダを選択▲」から今回はドメイン名プロバイダ(=レジストラ、ドメイン管理会社のこと)が「お名前.com」ですので「Onamae.com」を選択しました。
・上記の3.4あたりの記述は古いので参考程度に。
・表示された「google-site-verification=f0KGaQ4Aoh_zKwj0j4z6XcdGfpARTGJP3tH0lKY1YvA」をコピーしておきます。
2)お名前.comの管理画面からDNS関連機能の設定
お名前.comにログインして、下記のメニューから「DNS関連機能の設定」を開きます。
「DNSレコード設定を利用する・設定する」を開きます。
Aレコードの設定を行います。プルダウンからTXTを選択するとVALUEの窓が開き、先ほどコピーをした文字列をペーストします。「追加」「確認」でお名前.comの設定は終わり。
*NSレコードの設定が変わってしまいますのでDNSの設定やIPアドレスなどの控えはわかるようにしておいてください。意味が分からない場合は、作業を止めてプロへ依頼してください。
・少し時間が経ったら(お名前.comは15分程度)赤い「確認」ボタンを押して「確認が完了しました」と出たら成功です。
3)もし確認できない場合はCNAMEを設定します
何回クリック、リロード、確認ボタン連打しても確認できない場合はがっくりきますが、CNAME編集の最終手段があります。
「CNAMEレコードを追加する」をクリックします。
お名前.comの「DNSレコード設定」でCNAMEを選択し、上記で表示された「CNAME ラベル/ホスト」「CNAME 宛先/ターゲット」をそれぞれへペーストします。
注)CNAME ラベル/ホストへは「qt67jqsycccg.*******.com」のうち最初の文字列「qt67jqsycccg」をコピーします。
サーチコンソールに戻り、10~15分程度の時間を置いて「確認」ボタンを押し、所有権確認しました、と出れば終了です。お疲れ様でした。
私はこの後NSレコードの設定が変わってしまいサイトの表示がエラー(非表示)になり慌てました。結局お名前.com管理画面でAレコードにIPアドレスをあてて復旧させました。
また翌日、メールの送受信が不良ということが分かりました。DNSレコード設定が可能なサーバだったためお名前.comでのAレコード TXTレコード設定は中止し、ネームサーバーをサーバのDNSに、さらにサーバ側からCNAMEの設定をあてました。
意味が分からない場合、怖い場合は、作業を止めてプロへ依頼してください。
ご自身の責任において実行をお願いいたします。なんらかの不具合が生じた場合、責任を負いかねますのでご了承下さい。
更新日:2017/04/26