ドメインのWhois情報の確認と注意

おはようございます。ドメイン＆サーバー相談員のアズーロ＠野口です。

ドメインの「Whois情報」をご存知でしょうか。

皆さんが取得されたドメインはICANN(*)のポリシーに従って、 名前・住所・メールアドレス・電話番号等が「Whois情報」として全世界に公開されています。要するに「ダダ漏れ」です。

法人ならともかく、個人や個人事業者などで自宅住所や携帯電話番号で登録してしまうと登録した情報がすべて「全世界」に公開されてしまいます。

■公開の理由は
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
１）ドメイン名の申請・届け出のため
２）ネットワークの運用やJPドメイン名の登録に関するトラブルの自律的な解決のため
３）上位レジストリによりドメイン名の登録が規則に定められたとおり行われていることを示すため
になります。

■確認するには
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
私が一番使うwhois情報確認サイトは
ANSI Whois Gateway: ドメイン名 / IPアドレス検索サービス
です。一般的なドメインは網羅しており、ピンク色の入力窓にドメイン（当社ならazzurro.co.jp）を記入してボタンを押せば即座に各種情報の閲覧が可能です。

■whois情報から個人情報を隠すには
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
whois情報から個人情報を隠すには「Whois情報公開代行」というサービスを利用します。これはWhois上で表示されるドメイン登録情報をサービス提供会社の情報が表示されるサービス。

よくあるのは「お名前.com」の公開代行サービスでしょうか。

一度ご自身が所有するドメインのwhois情報を改めて確認しておくと良いと思います。

whois情報の書き換えや修正などはレジストラ（ドメイン管理会社）の管理画面から可能ですが、難しそうな場合は代行もいたしますのでお気軽にご相談ください。

 *ICANN（Internet Corporation for Assigned Names and Numbers、アイキャン:）ドメイン名やIPアドレスといったアドレス資源の割当管理を行う米国の非営利団体。ドメイン登録業務業者（レジストラ）を公認する権限を持つ。

更新日：2017/03/27