お名前.com サービス維持調整費導入　またロリポップ、ヘテムルなども価格値上げへ

おはようございます。ドメイン＆サーバー相談のアズーロ＠野口です。

昨年１２月に告知があったGMOインターネットのドメイン管理会社（レジストラ）「お名前.com」の「サービス維持調整費」導入（請求）が2023年2月1日より発生します。
実質の値上げです。
また昨日同じGMO系サーバー会社ロリポップ、ヘテムルもドメインとレンタルサーバーの値上げ告知がありました。

・昨年１２月「お名前.com」の告知の冒頭部分
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お名前.comでは、国内最大級のドメイン公式登録サービスとしてより多くの
お客様の情報発信のお役に立てるよう、国内最安値水準でのサービス提供に
努めてまいりました。

昨今の急激な国内電気料金高騰、為替円安進行、世界的な半導体不足などの
状況下におきましても、ご提供価格維持のためコスト削減に取り組んでまいり
ましたが、この度自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となりました。

つきましては、甚だ不本意ではございますが、サービス品質の維持および向上を
目的として、お名前.comにて提供しているドメインおよびレンタルサーバー
サービスにおいて、2023年2月1日以降の新規ご契約・契約更新で発生するご請求
に対し10～20％程度の「サービス維持調整費」を請求させていただきます。
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今日のメールで「お名前.com」の「サービス維持調整費」の金額（パーセント）が告知されました。

■内容
・サービス維持調整費　　18.25％

・対象サービス
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・ドメイン新規登録
・ドメイン契約更新
・ドメイン移管
・Whois情報公開代行設定
・Whois情報公開代行メール転送オプション
・ドメインプロテクション
・DNS追加オプション（メール・URL転送Plus含む）
・SSL証明書
・ドメインモニタリング
・ドメインパーキング
・ドメイン売買サービス
・あんしん廃止
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・開始日　2023年2月1日より発生する請求分より

なお「お名前.com」は
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また、「サービス維持調整費」は1～3ヶ月を目処に、市場動向に応じた
見直しを予定しており、変動が生じる際にはご利用のお客様へ都度ご案内
させていただきます。
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ともしていますので、将来の見直しがあるやもしれません。

円安が長く続きドル建て（現地価格）の海外ドメインについて採算が合わなくなってしまったが、円高傾向が出てくれば「（為替）市場動向」により「見直し（18.25％の割合変動＝下げる、もしくは上げる）」ということでしょう。

一度導入した「サービス維持調整費」のすぐの廃止は考えにくいので、実施値上げは続くと思われます。

私たちにできる対応策は
１）１０年分など先に決済してしまう。
２）他のドメイン管理会社（レジストラ）に移転する
３）甘んじて受け入れる
の３択です。

実際にエックスサーバーでは1/18の告知メールで
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現在、同業他社様において、
ホスティングサービスや独自ドメインに対して、
維持調整費などの名目による追加費用のアナウンスが広く行われていることもあり、
多くのお客様から弊社サービスの値上げに関するご心配の声やご質問をいただいておりますが、
弊社サービスにおいては、現時点では値上げや、
維持調整費などの名目による追加費用を請求する予定はございません。

なお、特に独自ドメインなど、
卸値が固定で年々上昇している、円安の影響を大きく受ける、
すでに原価に近い販売価格で提供しているなどの理由から、
企業努力によるコスト削減余地の小さなサービスもございますため、
今後は価格維持が難しくなる可能性がございます。

また、提供元のプロモーションにより割引価格で提供している独自ドメインにつきましては、
プロモーションの終了や更新に合わせて価格を変更する場合がございます。

今後値上げを行う前には速やかにお知らせいたします。
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とあり、値上げは行わないが値上げの可能性は否定しない内容の告知がありました。

私は２－４月で１０個以上のドメインが更新を迎えますので、とりあえず更新をして、せめてもの対抗をしておきたいと思います。

参考になれば幸いです。

更新日：2023/01/19